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お知らせ

2025.10.06

お知らせ

AI窓口業務サービス「そうだんAI-Te(相談相手)」大幅アップデート

概要

10/1(水)に対話型AIツール「そうだんAI-Te(相談相手)」の大幅アップデートを実施しました。今回のアップデートでは「多言語対応」と「管理者向けダッシュボード機能」を実装。11月には「逆質問機能」も実装予定です。更に高度で人間らしい対応を実現させます。

主要アップデート内容

1. 多言語対応

そうだんAI-Te(相談相手)

従来の日本語での対応に加え、新たに14言語を対応可能にしました。(全15言語)
これにより、多様な国籍の利用者に対しても自然で正確な回答が可能になりました。

多言語対応は日本語のマニュアルを読み込ませるだけで実現します。
利用者の話す言語をAIが自動で判断、読み込ませた日本語マニュアルを利用者の言語に合わせて翻訳し回答します。「日本語/英語/中国語/韓国語」の4言語は標準機能として搭載されています。

■標準搭載言語
・日本語/英語/中国語/韓国語

■追加オプション言語(必要に応じてオプションとして追加可能)
・スペイン語/ポルトガル語/フランス語/ドイツ語/ロシア語/イタリア語/ベトナム語/タイ語/ネパール語/ミャンマー語/タガログ語

2.管理者向けダッシュボード

利用者の満足度や不満点を可視化する管理者向けダッシュボード画面を新たに実装しました。これにより、会話ログが“現場改善のための資料”として活用可能になりました。
利用者の満足度等のデータは対話内容から感情を分析し、出力します。

■主な機能

  • ・会話頻度:累計会話数のほか、1週間・1ヵ月単位での会話頻度を表示。利用率を確認することで、客観的に”導入効果”を把握することが可能です。
  • ・感情分析:お客様の会話に含まれるキーワードから、喜びや不満を可視化します。顧客満足度を把握することで、サービス改善を図ることが可能になります。
  • ・チャット履歴:上述の感情分析から会話の絞り込み・キーワード検索が可能です。また、CSV出力を行うことも可能です。同一ユーザーから何回も問い直される質問や、多くのユーザーから来ている質問を分析することで、マニュアルの改善・強化につなげられる他、窓口体制自体の抜本的な見直しに向けた判断材料にもなります。

3. 逆質問機能(11月実装予定)

現在の「AIにマニュアルを読み込ませ、一問一答形式で会話させる機能」に加え、AI自らが積極的に質問を行い、お客様のニーズをより深く理解する”逆質問機能”の実装を予定しております。

■主な特徴
・対話の文脈を記憶し、適切なタイミングでの逆質問を実行
・お客様の状況や背景情報を段階的に収集
・より正確で個別化された回答の提供
・複雑な手続きにおける案内精度の向上

■想定される活用シーン
・建設・製造業界: 作業員の日報記録を対話形式で効率的に収集
・医療機関: 患者への問診を体系的かつ丁寧に実施
・マーケティング: ユーザーインタビューの代替として顧客ニーズの深掘り

アップデートによる導入効果の向上

労働人口減少への対応

少子高齢化に伴う労働人口の減少により、多くの企業・自治体で窓口業務の人材不足が深刻化しています。本サービスの導入により、24時間365日の安定した窓口対応が実現します。また、ただ効率化するだけでなく、属人化の影響で集計しづらくなったデータも、AI導入により客観的に可視化することが可能になります。

職員・従業員のコア業務への専念

定型的な問い合わせ対応の一次受けを「そうだんAI-Te」に代替させることで、職員・従業員はより専門性の高いコア業務に専念できるようになります。加えて、ただ業務の省人化・効率化をするだけでなく「感情分析・チャット履歴の機能」を活用することで職員・従業員のコア業務を直接改善する戦略的なデータ収集にも役立ちます。

採用・教育コストの削減

新規採用や研修、担当者が退職・異動した際にかかる再教育の時間や教育コストを大幅に削減し、人的リソースの効率的な活用を支援します。専門的なマニュアルを大量に周知・迅速に理解させる必要が発生した場合、「そうだんAI-Te」であれば読みこんですぐ、質問に応じた回答への整形に対応し、多言語に翻訳した完璧な回答も可能になります。

今後の展開

エイジェックAIでは、AI技術の更なる発展により、お客様へより価値のあるソリューションを提供いたします。今後も継続的な機能改善とアップデートを通じて、窓口業務の完全自動化とお客様満足度の向上を目指してまいります。